大好きな“パリのアパートメント風”
No.425
事例情報
- 建物
- マンション
- 間取り
- 2LDK→1LDK
- 面積
- 80㎡
- 工事
- 全面改装
- 場所
- 大阪市
- 費用
- 約2,200万円
そこはパリのアパルトマン。無音・無風・クリーンな冷暖房で心地よく
吹抜付きメゾネットタイプのマンションを2LDK→1LDKへ。シングルライフを謳歌する主のリクエストは「憧れのパリ、パリジャンのアパルトマン・スタイル」だった。
主の雰囲気に合わせてベースを白にし、オレンジや黄、赤などのアクセントカラーでパリのアパルトマンをイメージ。階段下を利用したワークスペースにはアラビアン調のカッティングを施し、黄色の壁面がオリエンタルな雰囲気を醸し出す。階段上がってすぐの空間はセカンドリビングに。ベッドスペースは扉を設けず洞窟のような篭り感を演出。ベッド奥のパウダールームは鏡を使って明るく、広く見せる視覚効果を狙った。広さや明るさは住む人の心理に大きな影響を及ぼす。暗く、狭くなりがちな水回りや玄関まわりにはぜひミラー効果をお薦めしたい。鏡が照明や窓からの光を反射し、映り込む景色が空間に広がりを持たせ、もちろん姿見としても実用性もある。空調はPS社の放射冷暖房システムを採用。白く細長いパイプがいくつも連なり、夏は冷水が、冬は温水がパイプ内を循環して室温を調整する。エアコンなどと比べると価格は高めだが、デザイン性はもちろん、無音・無風・空気を汚さない点に主は惹かれたそうだ。PSは全部で4カ所(図面黄色部分)に設置した。