収納はかくあるべし
No.388
事例情報
- 建物
- マンション
- 間取り
- 4LDK→1LDK
- 面積
- 100㎡
- 工事
- 全面改装
- 場所
- 神戸市
- 費用
- 約2,210万円
各々の専用ウォークインクロゼット。身支度場にもユニークな工夫ありき
機能していない部屋と生活動線を整理して、今の生活に空間をフィックスさせる。
衣装持ちのお洒落な夫婦。ベッドルームの奥にご主人専用ウォークインクロゼットを配置。ベッドルーム隣の洋室を、奥様専用ウォークインクロゼットに再生。クロゼット扉は全身を映し出す鏡張りで、空間に広がりをもたらす視覚効果もある。収納場所を一カ所に集約する事が、他の部屋のスッキリ度を高める秘訣だ。
「和室は使わないけど、畳が無いのはさみしいという」という声は意外と多く、この夫婦も「どこかに畳を残してほしい」という希望があり、リビングの一画に縁なし畳の小上がりをコーディネート。小上がりを壁や建具で分断せずに、あえてオープンな空間にする事で和と洋の、リビング全体のバランスを保っている。
一日の疲れを癒すバスルームはスペースを広げて。パウダールームは自然光が入る明るい一室に。丸い鏡が宙に浮いているような個性的なドレッサーは、片方は洗顔、もう片方はメイクができるようになっている。オーダーならではの一品が決め手の、まさに施主だけのオリジナル空間だ。