空間を有効活用した
家族の距離が近い住まい
M様
- structure:
- マンション
- type:
- 3LDK→1LDK+ロフト
- area:
- 67㎡
- construction:
- 全面改装
- place:
- 神戸市
プラン
-リノベーションのきっかけ-
私たちの家は築40年の古いマンションですが親が住む実家からも近く特に不便な事もなく愛着がありました。しかしながら子供が成長期を迎えて対応出来ない間取と水廻りの老朽化等に限界を感じ始めていました。家族4人で住むには少し手狭に感じる事もあり、住み替えも検討しましたが愛着のある今の家をリノベーションする事で「理想の家」を手にする事が出来ないかを考えました。
「理想の家」に求める事は2つありました。
1つ目は仕事で忙しい毎日だからこそ家に居る時は出来るだけ家族の気配を感じていたい。
2つ目は家族4人で過ごすには決して広くはない限られたスペースだけど皆で集いくつろげる開放感のある広いスペースが欲しい。
-「理想の家」を実現するために-
「理想の家」を実現するためのリフォーム会社選びの際に新聞広告で印象に残っていた遊さんに声を掛けさせて頂きました。担当プランナーの張さんとは私たちの求める「理想の家」のためにとてもたくさんのお話をしました。
「壁や建具で仕切らない余白のある空間」
プランで重視したことはあえて造りこまずリビングに「余白」となるスペースを設ける事。家の中に扉があるのはトイレと洗面室のみで、あとは構造上排除出来ない壁が空間を緩やかに間仕切り、それぞれの空間が緩やかに繋がるとても開放的な空間を提案して頂きました。
家族がどこにいてもお互いの気配を感じ、その時々で自由に過ごす事の出来るみんなの大切な居場所になっています。
「家族が集うオープンキッチン」
この家では無理かなと半分諦めていた憧れのオープンキッチンが実現出来ないかを相談しました。そこで御提案頂いたのがキッチンとダイニングが一体になった「ひとつながりのダイニングキッチン」でした。
キッチンとダイニングが一体となった広いワークトップは多目的に使えるので娘と料理をしたりホームパーティをしたり家族が集う家の中心的なスペースになりました。
リノベーションのきっかけでもあった「子供の成長」。限られたスペースでいかにして子供達の独立したスペースを設けるかが大きな課題でした。
そこで御提案頂いたのがロフトスタイルの「子供基地」でした。限られた空間に立体的な構成を組み込む事で子供達の独立したスペースを確保出来る楽しい提案をして頂いたと思います。
子供たちに本や洋服を自分で上手に収納してほしいという私の願いもかなえることが出来ました。子供達は自分たちらしく使いこなしてくれていると思います。
お住まいに「どこにいても感じられる家族との距離感と開放感」を求められたM様の想いにいかにお応えするか難しい課題でしたが御提案させて頂いたプランは仲の良いM様の御家族だからこそ出来た究極のワンルームプランだと思います。お住まいになられて数ヶ月後に伺わせていただいた時、御家族がより仲良く愛を込めて素敵に住みこなされている様子を拝見する事が出来、リノベーションの素晴らしさを再認識いたしました。