らせん階段からつながるSOHO空間
No.355
事例情報
- 建物
- マンション
- 間取り
- 4LDK→3LDK
- 面積
- 168㎡
- 工事
- 全面改装
- 場所
- 貝塚市
- 費用
- 約2,381万円
バーカウンターから眺める海。らせん階段がつなぐSOHO
仕事部屋を設けることを主目的にリフォーム。狭く暗いエントランスは、ガラス張りの壁と斜めに配置したドアのガラスから光を取り込む。キッチンも壁で仕切られ薄暗かったが、リビングダイニングとの一体感を狙ってオープンタイプのキッチンに一新。バーをイメージしたカウンターからふと窓の外に目を向けると、遠くに海が見える。
ダークのカーペットを進み、アーチを描く大理石のステージを上がって、メゾネット上部のオフィスへ移動。ここは亭主が作業に集中する場で、玄関ホールのすぐ近くには、打ち合わせ専用オフィスを設けている。
使用頻度の低い部屋を、いつ使うかわからない空間として置いておくよりも、思い切ってウォークインクロゼットにする事をお薦めしたい。家中の荷物を一カ所に収納でき、家事動線もまとまり、空間にゆとりが生まれるからだ。
トイレは来客も使う事を考慮して手洗いカウンターを新たに設置。寝室からパウダールーム、バスルームへのコンパクトな動線はそのままに、デッドスペースをつぶして空間にゆとりを与える。バスルームも一つの部屋と考えて、細部までこだわってオーダーで仕上げた。『ON』と『OFF』をいかに機能的に配置するかが、このプランの鍵となる。